精神病の種類についての紹介

精神疾患(精神病)の国内における患者数は300万人を超えると言われており、一口に精神疾患と言っても様々な種類のものがあるようです。その中でも、比較的多いとされるものがうつ病、統合失調症、認知症、不安障害などだそうです。

  • 統合失調症(精神分裂病)

統合失調症も精神疾患の種類のひとつに挙げられます。統合失調症はかつては精神分裂病という病名で呼ばれていました。この病気は大まかに言えば、脳の様々な機能のバランスが乱れている状態を指すようです。統合失調症の症状には、大きく分けて陽性症状と陰性症状の2つがあると言われています。陽性症状は妄想や幻覚など、これまでなかったものが現れるという症状 を指すそうです。対照的に、陰性症状はもともとあったものが失われる症状を指し、感情の動きや思考が乏しくなる、意欲の低下といったものが含まれると言わ れています。統合失調症(思考と行動を統合する能力が長期間にわたって低下し、その経過の中で幻覚、妄想、まとまりのない行動をとる)と、その近縁疾患などが含まれます。主な病気は、統合失調症、持続性妄想性障害、急性一過性精神病性障害、感応性妄想性障害など

  • 双極性障害

双極性障害は、従来、躁うつ病と呼ばれていた病気に相当します。双極とは「2つの極」という意味で、双極性障害は躁病の極とうつ病の極の両方をもつ気分障害という意味です。双極性障害の原因はいまだ解明されていませんが、うつ病と同様、疾患(病気になりやすい性質)をもつ人に身体的あるいは心理的負荷がかかり、脳の機能のバランスがとれなくなると発病するとされています。

疾患脆弱性を規定する因子は複雑ですが、そのひとつに遺伝があり、双生児での一致率(一方が発病した場合、他方も発病する率)は8割ともいわれています。しかし、他の2割は遺伝以外の要因であり、遺伝と環境要因の両方で規定されると考えられています。

  • 非定型精神病(統合失調症・躁うつ病のどちらともいえないもの)

原因不明の精神病は統合失調症と躁うつ病に二分されて、それぞれの症状、経過、回復の見通しなどが考えられています。しかしそのどららとも決められない像を示す一群の疾患が認められるようになり、症状が非定型であるとして非定型精神病と呼ばれています。

  • 器質性精神病(身体的原因がハッキリしているもの。薬物中毒による精神病など)

器質性精神病とは、脳(脳以外の場合もあり)に何かしら病変が生じることで引き起こされる精神障害を指すそうです。アルコールや薬物などが原因となるものとは区別されるようです。この種類に含まれるものには、アルツハイマー型認知症や脳梗塞などによって引き起こされる脳血管性認知症といった認知症、外傷などによる脳の損傷や脳の疾患が原因となって引き起こされる精神障害といったものが挙げられるようです。